今日は日曜日。平日はいろんなルーティーンがあるから大変。でもわがやは日曜日の方が大変。
なぜなら日曜には保育園がないから。
2歳児と、4ヶ月の男児2人のあっちゃこっちゃで泣いたり要求されたりするのをこなして1日が終わる。
夫はいるが今日は家で仕事をしているので、1時間ほど2人を外に連れてったりもした。
それでね、なんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろーと思う1日になってしまって。
もちろん、夫の仕事が大変なのは百も承知で。今、私は育休中だし時間には余裕があるからチームとして夫を支える番だとも思うんだけども。
これ、このまま職場復帰したらどうなってしまうのよ。
と思い悲観的になってしまった。
時々こういうルーティーンがやってくる。だって、寝かしつけの時、ぴーすけ(次男)はおっぱいですぐ寝てくれたのに、ぴっぴ(長男)ときたら小さな声で歌っているんだもの。
今日はせっかくの日曜日だし、早めにご飯も食べて、寝かしつけの間に夫には仕事終わらせてもらって、寝かしつけたら2人でゆっくりお茶でもしたいなと思っている時に限って。
結局いつもの時間と同じくらい起きてて、寝ないのにイライラして、それがぴっぴに伝わって、ぴっぴはますます寝ない。
暗闇の中でできることと言ったら頭の中でぐるぐる考えてしまうことだけ。大抵こういう時っていいこと思いつかない。
「ひとりで勝手に寝なさい!」と言って布団から出てきてしまった。
そうすると、泣きながら1人は寂しいっていうに決まってるのに、それでますます寝なくて悪循環なのに、この時間が無駄だと、何かなし得たはずなのにと思ってしまう。
暗闇の中でじっと息を殺して眠りにつくのを待つ。
自分も一緒に寝てしまうと何もできない。
片付けも、明日の準備も、自分のやりたいことも、夫との会話も。
好きで授かった2人なのに「こどものせいで」とどこか恨めしく思ってしまう自分がおる。
性格悪い。いい母親でもない。夫のお母さんが来てくれてる時とか「いいお母さんでいよう」と思うしできるけど、帰った後どっと反動で疲れてしまう。
手伝ってくれてありがたいのにそう思ってしまうのもまた性格悪い。
でもね、私もできるんだったら仕事だけしてたいよ。
家に帰ってきて、電気が付いていて家があったかくて、ご飯ができていて、可愛い2人の子どもが「おかえりー!」って出迎えてくれて、お風呂もわけてて、一人でゆっくりつかれて、ときどきビールとか飲んで、仕事の愚痴言って、バスケの録画みて筋トレして寝れたらさ。
仕事は大変だろうけどいいなーって思うよ。
このまま復帰したらどうなるって。
朝5時に起きて、朝ごはんの準備してお弁当作って、2人の子どもを支度させて自分の支度して、
7時過ぎに出発して保育園に2人の子どもを送り届けて、その足で駅に向かって職場について、仕事の準備して仕事して。
当然終わらないから持ち帰って、あわてて保育園に迎えに行って、ときどき買い物して、家ついてテレビ見せながら夕飯準備して、
食べさせて、風呂入れて、着替えさせて、頭乾かして、歯磨きさせて、本を読んで、寝付くまで居て。
見計らって布団抜け出して持ち帰りの仕事して、寝落ちして次の日。
無論、夫は優しいし責任感もあるから、いざ職場復帰となったら分担するのでしょうが。
今、やっていないことをなぜやってくれると思えるのか。
今、物理的にできないことがなぜできるようになっているのか。
そんなことを布団の中でぐるぐる考えてしまった。(今だって風呂掃除と食器洗いはしてくれているのに)
「ひとりで勝手に寝なさい」と置き去りにしてきたぴっぴは、予想を裏切ってひとりで待っていた。
ひとしきり一人で泣いた後部屋に戻ると静かに起きていた。「ごめんね」と言ったら「うん」と言って、驚くほどスッと寝た。
わたしたちの勝手で産んだのに、こんな八つ当たりをされるぴっぴ。
彼は下の子が生まれたことでいろんな変化があって、この日までそんなことに文句も言わず頑張ってきてる。下の子だって彼が欲しかったわけではない。親の都合だ。
夫が気づいて話を聞いてくれた。
明日までの仕事もあって今日1日彼に時間を作るためにいろいろ気を使ったのに、結局1時間くらい話した。
不安も、不満も、夫の苦労も、子どもへの愛情も、どうにもならない自分への憤りも。
何って解決するわけじゃないけど、夫は敵ではなく味方だと「チーム」なのだということを、話しながら思い出すことができた。
わかってはいるのだけど「じぶんばっかり病」はよく顔を出す。コミュニケーションが取れなくなっている時によく。これからやることは何か。
ひとつずつなにが困っているのか。それに対する対処法をひとつずつ用意しといて、あとはなんとかなる。
私のモットーを思い出す。できないことは人に頼る。金で解決できることは金で解決する。
私が苦労することは誰も望んでいない。笑顔でいてくれれば家が汚くたって嬉しい家族たちじゃないか。